お知らせ

2024/04/01HPのデザインを新しくし,スマートフォンに対応しました
2022/04/01機械ダイナミクス研究分野 大浦・田中研究グループ新HPを立ち上げました

更新情報

大浦・田中研究グループの概要

   大浦・田中研究グループでは、振動・騒音の抑制振動を利用した効率の良い運動制御に関する研究に取り組んでいます。中でも、機械の振動や音を測定し、その発生メカニズムを解明することで、低騒音化や性能向上を目指しています。さらに、生体を模倣した効率がよく環境の変化に強い運動制御を実現することで、新しい機械駆動法や振動測定法を提案しています。また、機械や構造物の振動・波動計測を行い、信号解析に基づく損傷検出するシステムも開発しています。
   高校物理で学ぶ力学(特に物体の運動とエネルギーや波の単元)を基礎として数学や電磁気学を交えつつ発展させながら、様々な振動・音現象を表現することで課題解決に向けた道筋を論理的に示すことを目指しています。また、研究活動を通じて、社会で働くために必要な知識活用力・自立行動力・エンジニアとしてのコミュニケーション能力を身に着けられるような指導を心がけています。

研究テーマ

快適な機械の創造

ブレーキ鳴き
ブレーキ鳴き要因の解明と対策

自動車や自転車のブレーキを作動させると、"キーッ"という甲高い音(鳴き)が鳴ることがあります。この音がなぜ発生するか解明するために、実験による振動・音計測や物理モデルによる解析を行っています。また、物理モデルに基づく対策を提案しています。

構造物・空間特性計測

分散制御
制御を用いた実験モード解析

機械や建物を構成する構造物や自動車車室などの音響空間には、固有振動という振動・騒音の原因となるものがあります。振動・騒音対策を検討するために、固有振動を実験で計測します。制御を用いることで、これまで計測が難しかった対象の固有振動計測を実現しています。

高効率な動作の追求

画像1
自励振動子群の同期を用いた加振

生物は、体が動きやすい動作があります。この動きをしているときが一番エネルギー消費が少ない動作になります。ロボットを効率よく動かすために、エネルギー消費が少ない動作を自動的に行う制御を開発しています。

小さな異常を発見

非線形超音波
超音波を用いた異常検出

機械や構造物を長く使い続けるためには、小さな異常を発見・監視し、問題が大きくなる前にメンテナンスする必要があります。超音波は目に見えない内部の小さな異常を見つけることができます。超音波が伝播する過程を計測・可視化したり、超音波振動計測による異常評価法を開発しています。

2024年度のメンバー

大浦靖典准教授

大浦 靖典

准教授

詳細を見る
田中昂講師

田中 昂

講師

詳細を見る
院生室

博士前期課程2年生

2名

博士前期課程1年生

2名

学部生室

学部4年生

4名

Copyright (C) Univerity of Shiga Prefecture. All Rights Reserved.